初めての妊娠では、なにが食べられて何が食べられないのか、自分の舌で試してみるしかありません。先輩ママの中にも妊娠前と妊娠期間で食の好みが変わり、食べられるものを一から探したという方もいるようです。
 今回は先輩ママが悪阻(つわり)の時に食べていた食材をアンケートで収集。特に多くのママに「食べられていた食材」や、仕事や家事に専念しているママは「どのタイミングで食べていたのか」などをまとめました。つらい悪阻期間ですが、先輩ママたちの回答からどんなものが食べやすいか、確認してみましょう!

悪阻(つわり)とは

 悪阻は妊娠期の女性の身体の変化に合わせて起きる症状の1つです。症状は食欲不振、吐き気、嘔吐などが多く、特に強いにおい、換気不足、高温多湿、騒音などのストレスによって悪化しやすいと言われています。 
 前回記事ではアンケ―トの結果、先輩ママたちは大きく分けて
吐き悪阻、食べ悪阻を感じることが多く、吐き悪阻のあるママの中にはにおいや、よだれにより悪阻症状を感じる、におい悪阻や、よだれ悪阻を回答に選ぶママもいました。詳しくはこちらの記事をご覧くださいあなたの悪阻は「吐き、食べ、におい、よだれ?」先輩ママのつわり症状まとめ

 

先輩ママたちが食べていた「つわり食」

 吐き悪阻、食べ悪阻などの症状で、食べられるものを模索する妊娠初期。そんななかで出会う、「これなら食べられる!」という食材や食事は「つわり食」と呼ばれています。 
 そんなつわり食も人によってかなり内容が異なることから、ここからは先輩ママたちは何を食べていたのか、編集部ではアンケートを実施し、特に食べていた食材をまとめてみました!ぜひ、気になる項目をチェックされてみてください!

先輩ママが食べていたものランキング
仕事をしているママの「つわり食」
家事に専念しているママの「つわり食」
その他の「つわり食」

先輩ママが食べていたものランキング

 悪阻のタイプに関係なく、最も食べられていた食材を5位まで紹介していきます。

 

1位 「果物」 8人/22人

 柑橘類やイチゴ、パイナップルなどが特に多く食べられていました。果物は季節関係なく、食べられるものも多く、旬になると栄養価も高く、何よりお値段も安くなります。一方で最近はコンビニなどでもカットフルーツが気軽に手に入るようになったので、間食用に常備しやすくなったのも選ばれるポイントのようです。
 一方、季節関係なく食べられる、ドライフルーツを食べていたママも。フルーツはビタミンも豊富なので、悪阻期間の栄養補給にはピッタリですね!

 

2位 「梅干し」 6人/22人

 日本人の定番の梅干しも多く食べられていました。間食としてつまみやすく、果物同様に酸味もあるので食べやすいようです。
 梅干しは漬け方によって酸味、塩気、甘めと、味もさまざま。自分のお気に入りの味付けで、お口に合えば減塩の物を選ばれるのをお勧めします。
 または梅味の食品もおすすめのようです。先輩ママの中には梅干し入りのおにぎりや、セブンイレブンの梅しそささみ揚げ無印良品の南高梅を使用した梅ゼリーを食べていたという方も。ぜひ気になる方は試してみてください。

 

3位 「トマト」 4人/22人

 野菜の中でも特に食べられていたのがトマト。トマトは抗酸化作用を持つ、リコピンやビタミンCが含まれています。悪阻で疲れた身体やお肌の酸化もサポートする栄養素なのでおすすめの食材と言えます。
 トマトは特に食べ悪阻症状のあるママに多く食べられていました。まだ試していない方は試してみてはいかがでしょうか?

 

4位  「果物ジュース(柑橘類、リンゴ)」 3人/22人

 果物ジュースは口もサッパリとするオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類や、リンゴ味も人気でした。ジュースの味も、甘め、苦めなどの細かい味の好みは人それぞれ違いがあるようです。
 中には栄養ドリンクのチョコラBB(ピンクグレープフルーツ味)を飲まれていたという方も。味が欲しいけれど、量は食べられないという食べ悪阻ママには、冷蔵庫に1つ常備しておきたいアイテムですね。

 

5位(4位) 「揚げ物(フライドポテト、ホットスナック)」 3人/22人

 果物ジュースと同着の揚げ物ですが、特にマクドナルドや、冷凍のフライドポテトが人気なようです。実はマクドナルドのフライドポテトは妊婦さんのなかでは「つわり食」と呼ばれるほどの人気で、妊娠期のママでは一度は試したという方も多いのだとか。
 一方で揚げ物は食べられる人と、そうでない人の差が大きい印象も。無理に摂ることはなく、自分の食の好みに合わせた食事をおすすめします。また、塩分摂取によるむくみが気になる方はこちらの記事も見てみてくださいね。

「むくみの原因」に、今日からできる10個の対策

 

仕事をしているママの「つわり食」

 仕事を続けながら悪阻の症状を感じていたママたちは、具体的にどんな食事を摂っていたのか、いくつかママの声をご紹介します。

「一口おにぎりを持って、出勤するのが日課。職場の冷蔵庫にはカットフルーツを置いていました。」(食べ悪阻 出産時29歳)

「寝起き、一番に食べられるように柑橘系のゼリーを枕元に置いていた。」(食べ悪阻  出産時30歳)

「仕事中にもつまみやすい酸味のあるグミを持ち歩いてました。」(吐き悪阻  出産時26歳)

「手作りより、コンビニのサンドイッチやおにぎりを食べていた。」( 吐き悪阻   出産時30歳)

  

家事に専念しているママの「つわり食」

 一方、家にいる機会が多く、家事に専念している先輩ママは1人での食事と、家族のために用意するご飯とで、どんなものが食べられたかを回答いただきました。

「味付けしているものよりも、素材の味がわかるものが食べやすかった。例えば、じゃがいも、かぼちゃ、お豆腐、お鍋の白菜、ふろふき大根など」(吐き悪阻 、よだれ悪阻  出産時30歳)

「スーパーの匂いが気になるぐらいの食べ悪阻で、コーヒーゼリーやお菓子のラムネを食べていました。」(食べ悪阻  出産時37歳)

「吐き悪阻と匂い悪阻で、量は2口ほどでしたが、シリアル、干しぶどう、酢の物、パイナップル、ヨーグルト、お吸い物などのサッパリした味の物を食べていました。」(吐き悪阻出産時31歳)

  

その他の「つわり食」

 

・ウイダーインゼリー (柑橘系の味)

「栄養補給も出来、保存もきくので便利。」 (出産時34歳ママ)

・母のごはん

「吐き悪阻、食べ悪阻の両方の症状があり、食事も出来ないときも。それでもなぜか、母の料理だけは食べられた。」 (出産時28歳ママ)

・ノンカフェインのコーヒー

「チョコが大好物でコーヒーとワサビが苦手だったのに、妊娠期はノンカフェインのコーヒーを摂るようになりました。(産後は味覚が変化し、コーヒーとワサビが好きになった)」 (出産時30歳ママ)

・すし飯

「初めての妊娠も2回目の妊娠でも、すし飯とパンをよく食べていました。」 (出産時33歳ママ)

・コンビニの軽食

「仕事をしていたので、コンビニのおにぎりやサンドウィッチを悪阻の時には食べていました。」 (出産時30歳ママ)

まとめ

 先輩ママのつわり食はいかがでしたか?  まだ試されていないものがあればぜひ試してみてくださいね。悪阻のときは食べられるものが限られる分、自分が食べられるものでエネルギーを摂るのがおすすめです。栄養バランスは気にせず「食べられるものを、食べられるときに、食べられるだけ」を意識して悪阻期間を赤ちゃんと乗り越えていきましょう!
 悪阻症状がひどく、水分もとるのが難しい場合は脱水症状の危険もあります。早めにかかりつけ医にご相談ください。

監修:管理栄養士 岡部 遥
調査実施期間:2020年6月16日~6月26日
調査方法および人数:社員ヒアリングによる20~40代出産経験者へのアンケート22人

悪阻の種類や先輩ママさんの経験談アンケートについてはこちらから

あなたの悪阻タイプは?「吐き、食べ、におい、よだれ」先輩ママのつわり症状まとめ

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