ダイエットのために運動と食事制限をされる方は多いと思いますが、食事に気をつけなければせっかくの運動の効果が出てこないこともあります。 そこで今回は、エネルギー消費に相性の良い栄養を二本立ての記事で紹介していきます!

そもそも「痩せるメカニズム」とは?

 体が痩せる仕組みとして消費エネルギーが摂取エネルギーを上回ることがあげられます。

摂取エネルギー:食事や飲み物から得られるエネルギー
消費エネルギー:基礎代謝や運動によって消費するエネルギー

 痩せるためには、まず自分自身の基礎代謝量を知り、適切な運動を行うことで消費エネルギーを増やすことが大切です。そのため、基礎代謝+適切な運動>摂取エネルギーという形を目指しましょう。

 

基礎代謝を知る

 人間は運動だけではなく、呼吸をすることや臓器を動かすだけ、すなわち1日横になっているだけでもエネルギーを消費します。これが基礎代謝と呼ばれています。基礎代謝で消費されるエネルギー量を知り、それを踏まえた上で運動量を設定することで、健康的なダイエットが可能となります。
 自分が運動以外で毎日どの程度のエネルギーを消費しているかが把握できます。インターネットで検索すると簡単に計算できるので、是非お試しください。基礎代謝 計算での検索結果を見る

 

運動について

 ダイエットに運動は大切なものですが、ただがむしゃらに運動をすることが近道なわけではありません。
 運動には有酸素運動と無酸素運動の2種類があり、それぞれによって体にもたらす効果が異なってくるのです。
 この2つの運動を組み合わせることがダイエットの近道となってくるので、以下の項目でしっかり違いを理解していきましょう。

 

有酸素運動とは?

 ウォーキングやランニングのように、体に瞬間的に強い負荷をかけない運動を有酸素運動と呼びます。 有酸素運動は、主に体脂肪がエネルギーとして利用されるため、脂肪を燃やす運動と言われています。
 一般的には20分を経過してから体脂肪の燃焼が始まりますが、5分程度からでも効果がないわけではありませんので、まずは短い距離からでも始めることが大切です。

編集部が2週間有酸素運動に挑戦すると体重も変化しました!有酸素運動の効果が気になる方はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

2週間「本気で有酸素運動」した結果!得られた効果とデメリットをまとめました!

 

無酸素運動とは?

 無酸素運動は、体に瞬間的に強い負荷をかける運動です。
 筋力を増やす目的の筋力トレーニングは、筋肉の速筋という部分に負荷がかかり、速筋が鍛えられます。
 脂肪が燃焼されやすいわけではないのですが、速筋を鍛えることで基礎代謝が上がりますので、エネルギー消費量が結果として増加します。
 また、無酸素運動を行うことで、成長ホルモンやアドレナリン等の脂肪分解を促すホルモンの分泌がされるため、その後の活動でも脂肪燃焼が促進されます。

 

まとめ

 エネルギーを消費することに関して、ご理解いただけましたか? 基礎代謝と運動をしっかり意識をしていくことが、ダイエットの第一歩です! 次回は有酸素運動、無酸素運動後に摂るべき栄養を紹介します。

痩せたいなら絶対知っておくべきダイエットの超基本②!

監修:管理栄養士 岡部 遥

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