今回の記事テーマは「髪」!
春になって少し、髪色を明るくしてみたり、パーマをかけて髪を軽くみせたりと、髪が変わるだけでイメージは大きく変わりますよね。
今回は髪のダメージや髪の健康、お悩みについてスタイリストと管理栄養士にお話しを聞いてきました!
美容師は表参道の美容室「ANTI(アンティ)」にて11年活躍されるスタイリストの「RIKUSHI」さん。管理栄養士はNutoriesの監修を担当する管理栄養士の岡部でお送りしていきます!
2月某日、岡部と編集部Kは対談のためにANTI店舗へ。地下鉄「表参道駅」A5出口を背に歩道を右にをひたすらに進んでいくとおしゃれなグレーのデザインビルが
こちらの階段を上がった先を進むと…
入口はこちらですね!早速お邪魔してみましょう!失礼いたします!
こんにちは~!RIKUSHIです、本日は宜しくお願いします!
管理栄養士の岡部です!こちらこそ宜しくお願いいたします!
店内に通されると、白と赤を基調とした内装。さらに奥の施術コーナーは壁一面ガラス張りの窓!自然光だけで室内はとても明るく広々としています!
実はわたくし、RIKUSHIさんには一度カットとパーマをかけていただいた経験もあり、本日その際にお聞きした「なるほど!」なケアについても伺ってまいります!
後半記事では3カ月後のビフォーアフターも紹介しています!
それでは美容師と管理栄養士に聞く、髪の健康対談スタートです!
はじめに、健康な髪とは?
今回のテーマは髪の健康ですが、お2人が考えられる健康な髪、いい髪の定義、共通点などはありますか?
さっそく難しいテーマですね~笑
髪型でいうとその方の生き方や個性にあっていて、似合っているといい髪だなと思います。
確かに、初対面できれいな髪の人って記憶に残ってます! 栄養目線から見ると髪や頭皮にトラブルがない髪は健康でいい髪だと思います。
あとは健康な髪って結局「何もしていない髪」が一番近いと思います。でも、やっぱりおしゃれはしたいからカラーやパーマ、縮毛をする。そうしてその時使った薬品がダメージのトリガーとなってしまうんですよね。
紫外線などの影響も聞いたことはあるんですが、確かに薬品のダメージは1回だけでも大きそうですね
そうですね。ノーダメージとは言えません。
もちろん地毛の色が似合ってホームケアだけで済む髪は素敵ですが、美容師としてはお客様のパーソナルな部分や表現したい髪形をダメージ少なく、いかに理想的に作るかということも意識しています。
かっこいいですね!さすが表参道の美容師さんです!
これは取材用に考えてきました(笑)
(笑)
髪の健康は考えつつ気の合った美容師に、なりたいイメージとダメージについては相談してみてほしいですね! ANTIではお客様の声から良い髪、お客様に似合う髪をご提案いたします 。
連載初回では髪の悩みについてお聞きしていきたいと思います。お2 人にも髪の悩みはありますでしょうか?
ブリーチのダメージが気になりますね…インナーカラーをしてから髪が傷んでしまって…
ちょっと失礼します…あれ?髪の毛は巻かれていますか?
巻いてはいなくて、以前かけたパーマが残っているんです
パーマお好きなんですか?
好きなんですが、ブリーチとパーマは一緒に出来ないイメージを持っていて…
ANTIでは特許を取得した当店オリジナルのパーマがありまして、ブリーチをしているけど、それでもパーマをかけたいというお客様もけっこういらっしゃるんですよ!
ダメージヘアでもパーマってかけられるんですか!?
かけられますが! もちろんリスクもあります。
なので来店された方には必ずカウンセリングをしてリスクを見極めて提案します。でもダメージがある=パーマができないということはありません。
ブリーチ毛=パーマは無理と思っていました!
最近は薬品や機械も進歩してきたので、岡部さんのような髪の毛にもストライクを取れる組み合わせを考えられるようになってきたんですよ。 なのでうちではカラー歴や薬品の強さ、髪の状態を理論的に考えて配合をお一人ずつ変えています。
そこまで考えていただけるんですね!
はい!なので、他店で無理と言われた方も諦めずにまずはカウンセリングのお越しいただければと思いますし、やっぱり色々な髪形を試してほしいです。
もちろんカウンセリングした結果、ダメージ次第ではお断りする可能性もあります。
知りませんでした~! 結構この思い込み多い方は多いと思うので、悩みがあるときはパーマならANTIさんのように、お店のブランドとして打ち出しているサロンに伺うのがよさそうですね。
ぜひ、おまちしています!笑
いつものケアはどうしたらいいの?
ここからはよく身の回りでも耳にしやすい悩みについて2人に伺っていきます!
・花粉や汚れを落とすには?
・気になる枝毛の対策
・髪を早く乾かすには
・濡れた髪の取り扱いかた
例えば今の季節だと髪の毛に花粉が付きやすいなど …
花粉が髪につくの、超わかります!
RIKUSHIさんも花粉症なんですね~
この時期は気になりますね(笑)
汚れを落とす洗い方
(深くうなずく)
何かRIKUSHIさんが気を付けられていることなどはありますか?
花粉だけでなく髪についた汚れはその日のうちに落とすのが大事ですね。
洗い方、気になります!
岡部さんのように長い髪だと意外とここ(肩から下あたりを指しながら)はよく洗うけど頭皮の汚れは落とし切れていないことがあります。
(思わず髪を触る岡部さん)
髪よりも頭皮の方が油分が多く汚れやすいんです。寝ている間にもでています。頭皮を洗うのはどの悩みにもおすすめしたいです
どのように洗うとよいとかはありますか?
まずダメージのある髪の毛には市販のシャンプはーオススメしないです。それ以外では泡立ちのいいものを使うことがオススメです。美容室のシャンプーって泡立ちが良いと思いませんか?
確かに、見えてないですけどすごいたくさんの泡で洗われている気がします!
泡をしっかりと作って、汚れを落とすには、洗う前にしっかりと髪を濡らす。油分の多い場所は2回洗う。頭皮は爪でひっかかないように、指の腹でマッサージするようにするとよいですね。
枝毛ダメージ
私はどちらかというと枝毛が気になっていまして…
枝毛が気になられる方で特にロングの方はシャンプーで頭皮の汚れも落としつつ、毛先は洗いすぎずにダメージに合ったトリートメントで保湿を意識してください。
あとは頭皮のマッサージもかねてそれぐらいの余裕を持ってお風呂の時間も作っていただくとよいですね。
ANTIさんでは、髪のダメージなどにも着目したオリジナルシャンプー、コンディショナーも販売されています。興味のある方はこちらから!
髪が乾きにくい
「髪の毛が渇きにくい」という方は洗った後にトリートメントをしっかりと流せていない方が多いですね。
確かに冬は乾燥が気になったので、トリートメントは念入りしていました!
トリートメントが必要以上にキューティクル(紙の表面組織)に残っていると、髪に無駄な油分が残っているので、渇きにくくなる、頭皮のつまりなどに繋がってきます。トリートメントはしっかりと頭皮から流すようにしましょう!
気を付けたいぬれた髪の取り扱いかた
髪を洗った後、女性に多いのですが、髪が濡れている状態で髪を結ぶのはやめた方がいいです!
確かにこれは、長いとやりがちですね…!
暑いですからね~わかるんですが、髪は濡れるとキューティクルが開いて、そのままゴムで縛ってしまうと摩擦で結んでいる箇所のキューティクルを剥がしてしまうんです。
なるべくタオルで上げたり、なるべく緩めのゴムにしたりなどしてみてください。
知りませんでした~! ちなみにキューティクルが剥がれるとどうなるのでしょうか?
キューティクルが剥がれた髪は内部の水分が減ってしまったり、手触りもゴワゴワしたものになってしまいます。なので、寝る前も髪はよく乾かしてから寝ましょう!
コテ、アイロンの注意点
これは是非、 コテなどを使う方にお願いしたいのですが、髪の毛は130℃以上の温度で熱を与えてしまうとタンパク質が熱変性と言って結合が変わってしまって、髪の毛が固くなります。
生卵と目玉焼きの仕組みですね。
そうですね!なので、ヘアアイロンやコテを毎日使われる方は120℃をくらいの温度がおすすめです。
確かに、アイロンのダメージは結構周りでも聞きますね!
日常的に使われる方は必ず濡れた髪にアイロンやコテを当てないようにしてください。水分が髪の内部で蒸発する際に爆発が起きて髪のダメージに繋がります。
RIKUSHIさん、わかりやすいご説明ありがとうございました! 悩みやケアについてはやはり美容師さんにご相談するのがおすすめですね。
次回は髪の成分やストレスに着目したインナーケアについて美容師と管理栄養士がお伝えします!
コラボ店舗紹介
ANTI(アンティ)
特許取得のKPMパーマと簡単におしゃれを叶えるデザイン性を強みに、表参道で「パーマのアンティ」として親しまれるヘアサロン
ご予約はこちらから!
初めての方はお得なクーポンメニューもあるHot Pepper Beautyからどうぞ!
RIKUSHIさんのおしゃれなパーマ一覧はこちらでチェック!
@perm_rikushi
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監修:管理栄養士 岡部 遥
玄米と和食が好きな栄養士。2019年にドリコスへ参画。阪急やそごう・西武などの大手百貨店でオーダーメイドサプリメントサーバー販売会を実施。食生活のアドバイスも交えた接客を約300名以上に行う。生活の中でふとした時に湧いてくる疑問について投稿していきます。