今回は世界的に注目を集めている褐色脂肪細胞について図入りの記事でわかりやすく紹介していきます。褐色脂肪細胞とは身体の特定の部位に存在し、脂肪なのに脂肪を燃やしエネルギーに変えることができる細胞なんです。
 最新の臨床研究では運動には欠かせないBCAAと褐色脂肪細胞には、糖尿病などの改善も期待されているという報告もされています。気になる方はこちらの記事もご覧ください!☞「筋トレマニア注目!BCAAと褐色脂肪の驚きの関係!

褐色脂肪細胞とは?

 褐色脂肪細胞とは脂肪細胞の一つです。脂肪細胞には「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類があります。同じ脂肪細胞ですが、その働きは正反対の役割を持っています。

白色脂肪細胞
 細胞内に大きな脂肪のかたまりがひとつあり、脂肪をたくわえる役割をしています。

褐色脂肪細胞
 細胞内に中小の脂肪のかたまりが多数あり、寒い時は脂肪を燃焼して熱を産生します。
 身体の脂肪組織は、内臓脂肪や皮下脂肪であっても白色脂肪組織です。褐色脂肪細胞は首や肩甲骨のまわりなど、身体のごく一部にしかありません。また褐色脂肪細胞は乳幼児に比較的多いものの、成長するにつれて少なくなるとされています。

褐色脂肪は増やせる?

 褐色脂肪は歳をとるごとに減少し20代にその量は新生児の6割になると言われています。新生児は自分で熱を生成することが難しく、また生まれた後での外気温との差で熱を奪われないためにも褐色脂肪が備わっています。 大人になるにつれて減少する褐色脂肪ですが、脂肪蓄えやすい女性のほうが再生しやすいとも言われています。

 

褐色脂肪で効率的に痩せる?寒冷エクササイズとは

 実際にアメリカでは室温12℃の中、薄着でのエクササイズを推奨するスタジオもあるそうです。まだ肌寒い日が続くので屋外でのランニングに出かける際はいつもより薄着にすると褐色脂肪の活性化をより見込めるかもしれません。

 

まとめ

 生まれてから徐々に減少していく褐色脂肪細胞ですが、最新の研究でも注目を集めており、ダイエットの強い味方になるのではないかと考えられています。寒冷エクササイズを実践されるという方はまずは長時間行わずに、身体が冷え切る前に切り上げることや、終わった後は体をしっかりと温めてくださいね。
 最新の臨床研究では運動には欠かせないBCAAと褐色脂肪細胞には、糖尿病などの改善も期待されているという報告もされています。気になる方はこちらの記事もご覧ください!☞「筋トレマニア注目!BCAAと褐色脂肪の驚きの関係!

監修:医学博士 久保明

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